東京都はテナントビルオーナー、設備改修を検討している事業者に向けて、ビル改修の効果を簡単に予測できる「省エネ改修効果診断ツール」の提供を開始しました。
本ツールは東京都環境局のホームページにて公開されています。
知ることができる情報
省エネ改修効果診断ツールでわかるのは以下のような情報です。
- ベンチマーク評価
設備の改修を実施した後に、省エネレベルがどれほど向上するのかが把握できます。 - 省エネ性能
空調・照明といったビル主要設備の省エネ性能が、設備改修を行うことでどう変わるのかがピクトグラムで表示されます。 - 削減効果
設備改修で削減されるであろう電気量・CO2排出用などを確認できます。
ツールを利用するために入力するデータ
本ツールは、以下のようなデータを入力すると、簡単に改修効果を知ることができます。
- 建物概要
- 床面積
- エネルギー使用量
- テナントの入居率
- 改修前後の設備
- フロア、用途、設備などテナント専用部分の情報
発行される「省エネ改修効果診断書」の活用方法
入力情報をもとに出力されてきた情報は、「省エネ改修効果診断書」として印刷できます。この「省エネ改修効果診断書」を用いれば、テナントや来訪者に対してビルの省エネ性能をアピールできるでしょう。
詳しくはこちら⇒http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2016/11/04/06.html